修禅寺物語きいてきました

 修禅寺物語上演100年を記念して
頼家まつり前夜に、修禅寺にておこなわれた
「語り・修禅寺物語」
古屋和子さんの語りと和田啓さんの打楽器で
約1時間、物語の世界にひたりました。

登場人物は、
鎌倉幕府2代将軍・源頼家
伊豆の面作り師・夜叉王
その2人の娘、姉かつら と 妹かえで
かえでの夫・春彦、
その他、修禅寺の僧、頼家の家来、
頼家を暗殺するためにやって来た北条の刺客

それらの人物を、古屋さんは
たった1人で、声だけで演じ分けていました!


せっかちで激しやすい、若く繊細な頼家は
高めの声をよく荒げる

誇り高く、望み高く、自分の意志を貫くかつらは
艶があって芯のある声

現実的で、つつましい生活を大切にするかえでは
素朴に家族を気づかう声

職人の技に一徹な夜叉王は
低く、権力にも屈しない強い声


千変万化の声といいますか・・・
「語り」って奥が深いです。

さらに、要所要所に打楽器がはいることによって
空気が盛り上がる。不穏になる。

この物語、最後はハッピーエンドからは程遠く、
鬼気迫る、しかし静謐な光景なわけですが
(頼家の最期で終わるわけではありません)
語りを聴きながら
場面をイメージすると
すごく余韻があるのです。

文庫本を読んだ時とは
また少し違う気持ちを味わえました。

しかも、場所が本当の舞台・修禅寺なわけですから・・・
二人の演者の後ろには仏像や仏画が。

修禅寺物語を聴くのには最高のしつらえでした。


ご来場くださった皆様、ありがとうございました!
来れなかった皆様、またの機会がありましたら
ぜひおでかけくださいませ。



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