頼家も歩いた修善寺
語り 修禅寺物語
コロナ対策を講じながら開催され、
約230名ものお客様に
聴いていただけました。
ありがとうございます😊
今回は語りに先立ち、トークショーも開催。
一時修善寺に住んでいた、演者の
古屋和子さんは、「日枝神社の辺りで
陰の気を感じる場所があった。後から、
源範頼が暗殺された場所と知り、
土はそこで起きた事を記憶する
という言葉を実感した」と。
一石庵の主人、原京さんは、
「当時はカインズホームのあたりから
現在の修善寺温泉場一帯、広大な土地が
修禅寺の境内で、幽閉されたといっても
頼家は、境内を自由に歩けていたようだ」
打楽器奏者の和田啓さんは、
「修禅寺物語は芥川龍之介の
地獄変に似たイメージを感じる」など
さまざまな視点から修禅寺物語への
興味を広げてくださり、語りが始まると
200人以上の人間がここにいるなんて
思えないほど、みなさん静かに熱心に
舞台をみつめ、耳を傾けて
修禅寺物語の世界に没頭していました。
お帰りの際、お客様が口々に
来て良かった、いいものを見られた
この時間をありがとう
とスタッフに言ってくださり、
本当に充実した時間を分かち合えた
と、私達も嬉しく感じました。
鎌倉時代、頼家も範頼も歩いた
この修善寺の地。
気持ちを正して、大地を踏みしめてみては
いかがでしょうか?